冬の札幌は、街全体が静かで澄んだ空気に包まれます。
キラキラの雪景色、しんしんと降る粉雪、透き通るような冷たい空気。
夜になるとビルの灯りや車のライトが雪に反射して、街全体が少しだけロマンチックに見えたりして。
ただ——子ども連れの冬旅は、どうしても外で遊べる時間が限られてしまいます。
「寒すぎて長時間は無理…」
「道路がツルツルで歩くのが大変…」
「子どもが退屈しないかな…？」
そんな不安、よくわかります。
だからこそ私は、冬の札幌では「ホテルの中で楽しく過ごせる“温水プール＆大浴場付きホテル”」を強くおすすめしています。
外がマイナス気温でも、ホテルの中はぽかぽかあたたかくて、子どもはずっとご機嫌。スパや大浴場のあるホテルなら、大人も旅の疲れをゆっくりリセットできます。
この記事では、旅彩（たびいろ）さくらが「ここなら家族で安心して泊まれる」と感じた、札幌市内で「冬でも泳げる × 子連れ向け × 高級ホテル」の3軒をご紹介します。
小さな子どもと一緒だからこそ、「温水プール＆大浴場付きホテル」を選びたい理由
子どもって、水があるだけで一気にテンションが上がりますよね。
でも親としては、「寒くないかな」「ちゃんと温まれるかな」「移動が大変じゃないかな」と心配もつきもの。
だからこそ、冬の札幌で子連れステイをするなら、私はこんなポイントを大事にしています。
- 屋内の温水プールがあり、外の天候に左右されずに遊べること
- プールのあとにすぐ身体を温められる温泉や大浴場、スパがあること
- 駅チカやシャトルバスなど、アクセスがわかりやすく移動の負担が少ないこと
- 客室や館内の雰囲気が落ち着いていて、子ども連れでも気兼ねなく過ごせること
「今日はホテルのプールで遊んで、ご飯を食べて、大浴場であたたまって、お部屋でのんびり」。
そんな一日がホテルの中で完結したら、ママやパパの“心の体力”も、少しだけ守れる気がしています。
札幌で冬でも泳げる温水プール付き高級ホテル3選（旅彩さくら厳選）
①：札幌プリンスホテル（タワー）
札幌の中心部にありながら、少し喧騒から離れた落ち着いたロケーションに建つ札幌プリンスホテル。
丸いタワー棟が印象的で、窓の外には冬の街並みや夜景が広がります。お部屋に戻ってカーテンを開けるだけで、「ああ、札幌に来たんだなあ」としみじみ感じられるホテルです。
旅彩さくらが感動した“温水プール＆大浴場ポイント”
屋内温水プールは、外がどれだけ冷え込んでいても、室内はほっとするようなあたたかさ。
大きすぎずほどよいサイズ感で、子どもと一緒にゆったり泳いだり、水の中を歩いたりするのにぴったりです。水温も比較的あたたかめで、「冷たくてすぐ出ちゃう…」という心配が少ないのもうれしいところ。
プールのあとは、そのまま大浴場へ。お湯に浸かった瞬間、冷えていた身体がじんわりほぐれていく感じがして、「冬の旅にこの導線は本当にありがたい…！」としみじみ思いました。
高層階からの眺望も美しく、夜は雪景色と街の灯りが相まって、ちょっと大人なご褒美タイムに。子どもはプールで満足、大人は大浴場と夜景で満足——そんなバランスのいいホテルです。
子連れファミリーに優しい理由
- タワー棟の客室が広めで、家族でもゆったり使える
- 館内のトーンが落ち着いていて、ガチャガチャしすぎない
- エレベーターや動線がわかりやすく、ベビーカーでも動きやすい
- 朝食ビュッフェが充実していて、“みんなが食べやすい味付け”が多い
基本情報
| 所在地 | 北海道札幌市中央区南2条西11丁目 |
| アクセス | 市電「中央区役所前」停留所より徒歩約2分 |
| 駐車場 | あり（有料、屋内駐車場あり） |
じゃらんで料金・空室を確認する②：札幌パークホテル
中島公園のすぐそばに位置する老舗ホテル。
窓の外には四季折々の自然が広がり、冬は雪化粧をした公園の景色がとても印象的です。街中にいながら、どこかリゾートのような静けさを感じられる一軒です。
旅彩さくらが感動した“温水プール＆大浴場ポイント”
屋内温水プールは、落ち着いた雰囲気の中で静かに過ごせるのが魅力。
大きなアトラクションがあるわけではありませんが、そのぶん「ゆったり泳ぎたい」「子どもと一緒に水遊びを楽しみたい」というファミリーにちょうど良いスケール感です。
プールのあとに訪れたい大浴場は、お湯に浸かると「ふう〜」と自然に息が抜けてしまう、やさしい雰囲気。しっかり温まりながら、窓の外の雪景色を眺めていると、時間の流れが少しゆっくりになるような感覚になりました。
華やかさよりも、「丁寧でクラシカルなホテル時間」を楽しみたいご家族におすすめしたい組み合わせです。
子連れファミリーに優しい理由
- レストランが広く、ベビーカーでも入りやすい
- 館内が静かで落ち着いており、子ども連れでも過ごしやすい
- スタッフさんの接客がやわらかく、“クラシカルでやさしい空気感”が心地よい
- 中島公園が目の前で、ちょっとしたお散歩にも便利
基本情報
| 所在地 | 北海道札幌市中央区南10条西3丁目 |
| アクセス | 地下鉄「中島公園駅」より徒歩約1分 |
| 駐車場 | あり（有料） |
③：ホテルエミシア札幌
新札幌エリアに位置し、スパ施設が充実しているホテルエミシア札幌。
館内は天井が高く、ロビーや共用スペースも広々。ファミリーでも動きやすい動線で、「人が多くても窮屈に感じない」という安心感があります。
旅彩さくらが感動した“温水プール＆大浴場ポイント”
屋内温水プールはしっかりとしたサイズ感があり、冬でも快適に遊べるのが魅力。
水温も比較的あたたかめで、長く入っていても身体が冷えにくい印象でした。遊び疲れたころに「そろそろスパに行こうか」と声をかければ、そのまま大浴場やスパエリアへ移動できる導線も、とてもよく考えられています。
お湯に浸かりながら、「今日は外で無理をしなくてよかったね」と家族でほっと一息つける時間は、冬旅ならではのご褒美時間。雪の日でも、屋内でしっかり“水遊び＋あたたまり時間”を満喫できるホテルです。
子連れファミリーに優しい理由
- 館内が広く、ベビーカーでもストレスなく動きやすい
- スパ・温泉施設が充実していて、大人もリラックスできる
- 周辺にショッピング施設や飲食店があり、ちょっとした買い物にも便利
- 新札幌エリアで交通アクセスが良く、観光とステイを両立しやすい
基本情報
| 所在地 | 北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目5-25 |
| アクセス | JR「新札幌駅」より徒歩約2〜3分 |
| 駐車場 | あり（有料） |
家族で冬の札幌を楽しむコツ（旅彩さくらより）
冬の札幌旅は、「どれだけ外を歩くか」よりも、「どんなふうにホテルで過ごすか」で満足度が大きく変わってきます。ここでは、わが家が実際に意識しているちょっとしたコツをまとめました。
- 冬は外で遊べる時間が短めなので、「ホテル内で遊べる施設」が旅の満足度を左右します。
- 温水プールがあると、子どもが思い切り遊べて、夜はぐっすり寝てくれることも多いです。
- 荷物には、ラッシュガードや浮き具など、プール遊びグッズを少しだけプラスすると安心。
- 「観光を詰め込みすぎない」ゆとりあるスケジュールだと、家族みんなが穏やかに過ごせます。
「せっかく来たからあれもこれも…」と欲張りたくなる気持ちもありますが、ホテルでのんびり過ごす時間こそ、子どもたちの記憶に残る家族時間だったりします。ぜひ無理のないペースで、冬の札幌を楽しんでみてくださいね。
まとめ｜雪の日でも、家族の思い出はちゃんと育つ
冬の札幌は、
時々びっくりするくらいの大雪の日もあるし、
風がとっても冷たくて、長時間の外歩きが難しい日もあります。
でも、
温水プール＆大浴場付きのホテルを選んであげるだけで、
旅の安心度と、子どもたちの満足度はぐっと上がります。
- お天気が崩れても、ホテルの中でしっかり遊べる
- 遊んだあとすぐに温泉やお部屋でくつろげる
- 移動時間より、“一緒に過ごす時間”を優先できる
ご紹介した3つのホテルは、
どこも「遊べる × くつろげる × 家族で泊まりやすい」宿ばかりです。
「次の連休、どこに行こうかな〜」
「子どもが喜ぶホテルに連れて行ってあげたいな〜」
そんな時に、
今日の記事が、あなたの家族旅のヒントになればうれしいです。
あなたとご家族の札幌旅行が、
雪の日でも、
ちゃんと笑顔であふれていますように――
旅彩（たびいろ）さくらより。
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